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ケース・スタディ 日本企業事例集

昨年の6月に発行された本ですが、最近その存在に気が付きました。ケース・スタディ日本企業事例集価格:3,990円(税込、送料別)この本をご覧になると、ケーススタディという「読み物」がどんな内容を含んでいるのか、ご理解頂けると思います。英文で、嫌というほど読まされたケースが、日本語で記述されているものに遭遇すると、少々不思議な気持ちになりますが、各ケースの冒頭のフレーズ、つまり「プロローグ」が典型的なケーススタディの雰囲気を醸し出していて思わず頬が緩みました。最初の松下電器のケースでは、プロローグの締めは、〜中村(中村邦夫、当時代表取締役)はどの様にこの改革を進めたのか。そこで達成されたものは何か。また達成されなかったものはなんだろうか。 という具合で、本編への誘いとしていますし、第8章の、旭硝子のオープニングは、石津社長の言葉が引用された後、〜石津進也は、自らが進めた事業計画の結果、困難な立場に立たされていた。という書き出しです。つまり、テレビのドキュメンタリー番組を見始めるような、興味の喚起があります。これが、私がケーススタディーを「読み物」と呼んでいる所以ですし、間違いではないと思います。ちなみに、よくビジネスの場で、海外製品の購入を検討する日本企業から「海外のケーススタディーを知りたいのだよねぇ〜」と言われることがあります。「ケーススタディとなると、こんな数頁にわたる読み物ですよ。」なんてウンチクをもって諭すような愚かなことはしません。失礼にあたりますし。 殆どの場合、相手が求めているのは「採用事例」「稼働実例」のレベルであって、これはリファレンス(Reference)と呼んだ方がよさそうです。...

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